山口歯科医院   Tel.046-850-1331
  虫歯・歯周病義歯インプラント・審美小児歯科院内案内&スタッフ
虫歯・歯周病
 
し歯医者さんがおすすめする歯科医院

アクセスマップ

■アクセス
〒238-0034
神奈川県横須賀市金谷2-3-29
Tel.046-850-1331
JR横須賀線 衣笠線 10分
駐車場あり(3台)
カレンダー
■診療時間
午前10:00〜午後1:00
午後02:30〜午後8:00
休診日:木曜日/日曜/祝祭日
土曜日は18:00まで。

リンク集
歯科・歯医者への相談・検索
「歯のねっと」
歯科・歯医者への相談・検索「歯のねっと」
 
 
■虫歯
お口の健康を維持するためにも、まず虫歯のことを知ってください。虫歯は細菌による感染症であり、放置していても治りません。もし歯に痛みがあるようなら、できるだけ早く治療することが必要です。

虫歯の原因は、口腔内に棲む虫歯菌です。虫歯菌は、歯に付いた食べカスなどに含まれる糖分を分解してプラー ク(歯垢)を作ります。そのプラークが酸を作り出して少しずつ歯を溶かすのが虫歯です。人間の口腔内は平常時は中性ですが、虫歯菌の働きで酸性に傾くと、虫歯が進行しやすくなります。虫歯は進行段階に応じて治療法が異なります。

進行度
イメージ
状態と治療
C0
歯の表面のエナメル質が少しだけ溶けて白濁している状態です。ちゃんと歯磨きをしたり、フッ素を使ったりすることで治ることもあります。
C1
歯の表面のエナメル質が溶け、黒ずんできます。痛みはありませんが、治療には虫歯に冒された歯の表面を削り、詰め物をする必要があります。
C2
歯に穴が空き、エナメル質の奥の象牙質まで虫歯が進行して冷たい物や甘い物を食べるとしみるようになります。虫歯の部分を削って、詰め物や被せ物で処置します。
C3
虫歯が歯の神経にまで進んで、何もしなくても痛みがある状態です。神経を除去する治療(根管治療)を行ってから、被せ物で補います。
C4
歯の根っこだけになってしまった状態で、神経は死んでしまうので痛みません。そのまま放置すると感染が広がる可能性があるため抜歯などで対処します。


正しいブラッシング、歯間ブラシの利用、フッ素塗布など、効果的な虫歯の予防方法をご指導します。「虫歯になったから治療」ではなく、「虫歯にならないために予防」が一番大切です。

・ブラッシング指導
家庭でできる一番の予防は歯みがきです。自己流でされている方がほとんどで、それでは効果は半減です。当 院では歯科衛生士が的確なブラッシング指導を行っています。
※乳幼児においては保護者の方にその方法論をご指導します。

・デンタルフロス
歯みがきだけでは落とせない「歯と歯の間」、「歯と歯ぐきの境目」にたまりやすい汚れを除去するのに効果的です。歯科衛生士が使用方法を指導します。

・フッ素塗布
歯牙の表面であるエナメル質は、ハイドロキシアパタイトを有した結晶構造でできており、そこにフッ化ナトリウムを塗布することで化学変化が起き、ハイドロキシアパタイトがより酸で脱灰しにくい性質のフルオアパタイトに変化します。つまり歯の表面が強くなるということです。そのため、1回のフッ素塗布より2回というように複数回が有効であり、なおかつ毎日のブラッシング時にフッ素配合の歯磨き粉を使用することはとても有効です。
 


■歯周病
歯科の三大疾患の一つが歯周病です。虫歯にならないよう歯を予防することも大切ですが、歯を支える歯茎もとても大切です。症状は歯を支えている歯肉や顎の骨が化膿したり破壊されりし、限度を越えると手遅となり、歯が抜けてしまいます。治療に早すぎるという事はありません。ひどくならないうちに完全に治療する事が大切です。
歯周病は歯ぐきだけが腫れた状態となる歯肉炎(しにくえん)と、歯と歯ぐきをつないでいる部分が壊されたり、歯を支えている骨が壊される歯周炎(ししゅうえん)に分類されます。

・歯肉炎(炎症が歯ぐきに限定)
ブラッシング(歯磨き)で症状の改善が可能です。

・歯周炎
 (炎症が歯ぐき以外の組織にまで進行)
組織が破壊されているため、症状が改善しても元の状態に戻すことは困難です。歯周病の初期は自覚症状がなく、気付かないうちに進行していきます。早期発見/早期治療が肝心です。定期検診を受け、早期に治療/予防を行い、健康な歯ぐきを維持しましょう。
 
▲自分では気がつかないうちに、歯周炎にかかっている状態です。
▲歯科衛生士の歯ブラシ指導とプロフェッショナルケアで改善された歯肉の状態です。


歯周病の直接の原因は「歯周病菌」ですが、歯周病菌の働きを活性化させて歯周病になりやすくなる条件も存在します。
・溜まった食べカス
食べカスによる栄養があればあるだけ、細菌も活性化します。
・全身性疾患
高血圧や糖尿病などが原因となって歯周病が発症することがあります。
・ストレス
過剰なストレスを溜め込むと歯周病が発症しやすくなります。
・歯の被せものや入れ歯
被せものや入れ歯などを入れていると、食べカスが溜まりやすくなります。


下記の項目に心当たりがある方は、ぜひ検診にご来院ください。
・歯磨きをするとき出血する。
・歯茎から膿が出る。
・固い物を噛むと痛みを感じる。
・朝起きた時に口の中がネバネバする。
・歯が長くなったように見える。
・口臭があると言われることがある。
・歯がグラグラする。

進行度
イメージ
特徴
症状
★☆☆☆☆
歯肉炎
プラーク(お口の中の細菌)が歯や歯ぐきに付着します。細菌から放出される毒素や免疫細胞が出す酵素によって、歯ぐきが腫れます。その結果、歯周ポケットの奥に細菌が入り込みやすくなります。
口臭
ネバネバ感
歯ぐきの赤み
出血
★★☆☆☆
歯肉炎
歯を支えている骨が吸収され始めます。歯周ポケットが深くなり、細菌がどんどん奥へ入り込みます。
赤みの悪化
腫れ
出血
★★★☆☆
歯周炎
歯周ポケットがさらに深くなり、細菌がどんどん奥へ入り込みます。歯周ポケットは酸素が少ないため、細菌にとって居心地の良い場所となります。細菌が増殖し、歯ぐきから膿がでます。
歯ぐきから膿
口臭の悪化
出血
痛み
★★★★☆
歯周炎
周りの骨がなくなってしまい、歯はグラグラになり物を噛むことができなくなります。歯が抜けてしまったり、抜かないといけなくなってしまいます。
痛み


「歯肉炎」の場合、主に歯ぐきにのみ症状が表れている状態です。この状態では歯ブラシで症状を改善することができます。「歯周炎」に進行してしまった場合、歯ぐきの他に、歯を支える組織にまで病気が進行してしまった状態です。この状態まで進行してしまうと、歯ブラシだけでは症状を改善することは難しくなってきます。歯肉炎の場合は、症状が改善すれば元の状態に戻りますが、歯周炎の場合は、一度破壊された組織を元に戻すことは、特別な条件がそろわない限り難しくなります。進行すればするほど、治療は難しくなってしまい、手遅れになってしまうこともあります。歯周病は、初期の症状に気づきにくく、気がついた時には進行している場合が多く見受けられます。定期検診を受け、早期に治療/予防することが重要になってきます。

神奈川県横須賀市の山口歯科医院では、口腔内カメラの画像を見ていただき、お口の状態(虫歯や歯肉、歯石の付着状態)をしっかり把握していただきます。そのうえで、どのような治療をするのか分かりやすく説明いたします。しっかりと話し合い、患者さんの希望する治療を行います。また、歯医者さんは痛いという思いを少しでもやわらげたいと考え、さまざまな無痛治療を取り入れています。
 
このページのトップへ